2月22日 Webクリエイター能力認定試験 エキスパート
Nキャリアアカデミー講師の佐藤です。今回はフロントエンドの資格「Webクリエイター能力認定試験」について紹介いたします。コースはスタンダードとエキスパートがありますが、難易度は高くないのでエキスパートを受験しましょう。 【概要】試験日時:随時(会場により開催日時が異なります。下記ページより確認してください) 随時試験受験会場検索ページ https://x.gd/YiVd4試験時間:知識問題20分 実技問題90分(Webページ使用ソフト使用の場合)合格基準:得点率65%以上難易度:易しい合格率:90%弱(スタンダード・エキスパート合算)受験料:7,500円 【学習方法】難易度は低く、気軽に受験できる試験です。出題範囲としては職業訓練で行うHTML/CSSの内容が分かっていれば問題はありません。HTMLファイルやCSSファイルの作成に慣れておくようにしましょう。また、その際にリファレンスを活用すると試験対策にもなります。HTMLクイックリファレンス: https://www.htmq.com/ その上で、この試験を主宰しているサーティファイが提供しているサンプル問題に取り組んでみましょう。https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/contents/prepare/sample/1/ 知識問題はNキャリアアカデミーが提供しているテキストにはあまり掲載されていない、デザインの考え方やユーザビリティについての問題が多く出題されます。しかし、本試験で出題される内容はサンプル問題とほぼいっしょ。サンプル問題の分からない部分ををネットで調べて理解する程度のインプットで十分対応可能です。 実技問題では指示に従ってHTMLファイルとCSSファイルを作成し、デザインカンプと同様のサイトを作成します。「タグ」「属性」「セレクタ」「プロパティ」という用語を理解していれば十分対応可能な内容です。講義内では学習していない「タグ」や「プロパティ」を指示されることもありますが、用意されているリファレンスを使用して検索することができます。リファレンスの中で検索窓(Ctrl + f)を出して効率的に検索できるように練習しておきましょう。慣れていないと途中でタイムアップといった事態も考えられます。サンプル問題を活用して操作方法に慣れておいてください。 【所感】「JavaScriptの資格試験を受けてみよう!」と、検索して実際に受験してみたところ、JavaScriptについての出題はほぼなく…情弱すぎますね、、、(反省) さて、この試験は2023年の実績で5万人弱が受験をしています。未経験でフロント開発への転職をを目指す方の多くが挑戦していることがうかがえます。資格よりも経験が重視される世界ではありますが、未経験からの転職であることを考慮すると、履歴書の資格欄を華やかにする意味でも取得しておいて損はないでしょう。私も2024年2月に受験したのですが、一度だけサンプル問題にトライしたくらいで、それ以外の対策はせずに合格(予定)です。 合格だけを目標とするならば、サンプル問題に何度かチャレンジし、解答を「作業」化することで合格は可能です。ただ、出題の意図をくみ取り作業手順を一つひとつ確認することで、HTMLファイルやCSSファイルの作成方法についての考え方を理解する手助けにもなり、プラスアルファの結果が期待できます。 どの資格においても同じことがいえるのですが、是非目的意識を明確にしてトライしていただきたいと考えています。目的意識を明確にすることで、インプットにも力が入ることと思います。効率よく計画的に資格試験にもチャレンジして、今後の転職活動に活かしていきましょう! ...