C言語プログラミング能力認定試験 3級

Nキャリアアカデミー講師の田中です。
今回はC言語の資格「C言語プログラミング能力認定試験」について紹介します。
3級~1級までありますが、今回は3級を受験してきました。

【概要】
試験日時:6月・9月・1月の年3回実施
試験時間:60分
合格基準:得点率60%以上
合格率:65.75%(2022年度)
累計受験者数:196,894名(2023/03/31)
難易度:易しい
受験料:5,200円

【学習方法】
比較的易しめの試験です。
出題内容のメインは「変換仕様」「繰り返し文」「配列」で、基本的な内容です。少し入り組んだプログラムが出題されますが、使われている構文は基礎的なものがほとんどです。
職業訓練で学習する内容のうち、関数やポインタや構造体、文字列操作関数といったトピックについては問われないので、基本的な内容についてしっかり身に付けておけば大丈夫です。
(登録は必要ですが)無償でサンプル問題が提供されているので、ぜひ一度取り組んでみてください。
https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/learn
公式から販売されている過去問題集に取り組んでみるのもよいと思います。
リモートWebテストは環境の設定手順が少しややこしいので、受験申込をしたら必ず動作環境・操作方法等の確認をしておきましょう。

【所感】
C言語についてはポインタがムズカシイ…という印象を持たれる方も多いと思いますが、3級についてはプログラミング言語に共通する一般的な構文を中心に問われる印象で、基礎を確認するのにたいへん良い試験だと思います。
サンプル問題に取り組んでから受験をした感覚としては、同じようなパターンの問題が繰り返し出題されています。
一度取り組んでみて、制限時間等に不安のある方は過去問に取り組んでいただければと思います。

C言語についてもっと掘り下げた資格を身に付けたい方は、2級を受験していただくと良いと思います。
IT業界は「学び続ける姿勢」が重要だとよく言われます。
資格試験という明確な目標を設定することで、学習意欲に結び付けていきましょう!

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