統計検定 3級

Nキャリアアカデミー講師の田中です。
今回は統計学の資格「統計検定」について紹介します。
3級~1級までありますが、今回は3級を受験してきました。

【概要】
試験日時:随時(会場により開催日時が異なります。下記ページより確認してください)
     随時試験会場検索ページ https://www.toukei-kentei.jp/apply/other-grades-apply/
試験時間:60分
合格基準:得点率65%以上
合格率:53.9%(2023年)
難易度:易しい
受験料:6,000円

【学習方法】
入門的な試験です。
統計の基本的な用語や、図表や数字の読み解きに関するリテラシーがあれば問題なく解くことができます。
変数の尺度、箱ひげ図、ヒストグラム、相関や回帰といった基本的な概念についてはしっかりと学習しておきましょう。そのほかに高校の教科書レベルの確率の計算問題が数問出ます。

1回分ですが過去問が公開されているので、問題の雰囲気をつかむうえでは一度解いてみるとよいでしょう。
https://www.toukei-kentei.jp/prepare/kakomon/
問題量をこなしたい方向けには、公式から問題集が販売されています。

【所感】
テストセンターのPCで受験することになります。
問題に直接書き込めないので、計算問題を解くのが少し大変でした…。

問題そのものの難易度はそこまで高くない印象です。

昨年度は約25,000人が受験した試験です。
2級は大学レベルの統計学の内容が問われます。数学に自信がある、もっと統計やデータサイエンスの知識を深めたい、という方はぜひ、2級にもチャレンジしてみてください。
数字を正確に読み取く能力はいかなる業務でも重要になってくるので、臆せずトライしていただければと思います。

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