Web検定 Webリテラシー(2024改訂問題)

Nキャリアアカデミー学校長の良元です。
今回はフロントエンドの資格「Web検定試験」略して「Web検」について紹介いたします。
Web検にはWebリテラシー、Webデザイン、Webディレクション、Webプロデュースの4つのカテゴリーがあり、今回はWebについて最も基本的な知識を問うWebリテラシーを受験してきました。

【概要】
試験日時:随時(会場により開催日時が異なります。下記ページより確認してください)
     随時試験受験会場検索ページ https://j-testing.jp/Reserve/Certification/Detail/2
試験時間:90分(Webページ使用ソフト使用の場合)※予約時に日時指定をしますが、着席次第すぐに始められます。
合格基準:得点率70%以上
難易度:易しい
合格率:63.9%(2022年度)
受験料:11,000円(税込)

【学習方法】
難易度は低く、気軽に受験できる試験です。
出題範囲としては職業訓練で行うコンピュータ基礎またはIT基礎の内容が分かっていれば問題はありません。
特にネットワーク、マネジメント、開発工程の知識があれば大丈夫です。

その上で、この試験のHP(https://webken.jp/literacy)で提供しているサンプル問題に取り組んでみましょう。公式のテキストや過去問題集も発行されているので、将来IT系のなかでもWeb業界に進もうと考えている人は業界の一般教養の教材として購入しても良いかもしれません。過去問題集はPDF版もあるので、モバイル端末でも勉強できます。

ネットワークではWeb三層システムの仕組みやプロトコルについて出題されます。システム開発では企画、要件定義についての知識を確認しておきましょう。マネジメントの分野ではPMBOKなどの用語も見られました。

【所感】
もともとネットワークおじさんなのでネットワーク廻りの知識は楽勝でしたw一方でWebの沿革についてはよく知らなかった知識もあり、楽しく学ぶことができました。

さて、この試験は2022年までの累計で2万人弱が受験をしています。前述のとおり、4つのカテゴリーに分かれているのでご自分の希望の進路にあわせて選択することができます。今回のリテラシー試験を入り口にして、現場重視の方はデザイン、マネジメント指向の方はディレクションやプロデュースを選べばよいかと思われます。わたしは真面目くんwですので、テキストを購入して試験当日まで熟読しました。これまで、IT,非IT含めかなりの数の資格試験を受けてきましたが、受験勉強の過程でたくさんの知識や考え方に出会い、いかに自分がものを知らないかを痛感して笑いがこみ上げたことが何度もありました。IT業界は知識、技術、経験が命ですが、それをおいても資格試験の勉強は楽しいなと思います!

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