ハードウェア、ネットワーク、データベース、アルゴリズム、開発手法や作業環境などIT分野の基礎知識を広く学びます。
現場では日々専門用語が飛び交いますので、ここで知識を頭に入れておくことで就職後のファーストステップが大きく変わります。プログラミング言語を学ぶ前に必要なITの基礎知識を身につける講座となります。
国家資格『ITパスポート』の出題範囲と重なりますので、資格取得にも繋がる単元です。
①コンピュータの情報表現 / ②アルゴリズム / ③ハードウエア / ④ソフトウエア / ⑤データベース / ⑥ネットワーク / ⑦セキュリティ / ⑧システム開発
これまで耳にしたことはあるが意味をきちんとつかめていない単語がやっと理解することができた。
専門用語が多くて初めは驚いたが、その後のITパスポート取得につながった。
HTML/CSSの言語はもちろん、Webサイトの仕組み、どのような技術で成り立っているのか、開発の手順からデザインまでWebの基礎知識を広く学びます。
この2つの言語は、画面表示を担当する言語です。他のプログラミング言語を学んだ際に、自分が記述したコードをを画面へ表示させる際に必須となるので、コースを進めていくうえでの土台となります。
実際の開発の流れや、その中で作成するドキュメントなども学ぶことができるので、現場に出た際の流れが掴みやすくなっています。
また、演習を通して自身で実際にWebサイトを作成することで、より実践的な知識を身に着けていきましょう。
①Web技術概要 / ②モックアップとブロック分解 / ③HTMLのマークアップ / ④CSSのコーディング / ⑤CSSレイアウト
打ったコードがすぐブラウザに反映されるので楽しかった。プログラミング初心者で不安だったが、自分でも着いていけるスピードで教えてくれた。
データベースは、コンピューター上に決められた形で整理されたデータの集合です。構造から学習し、作成、管理、運用、データの取り出しや編集などをSQLという言語を使用しながら学びます。
WebシステムやWebアプリケーションを構築する際にはデータベースの知識が必須です。演習も踏まえ、ここでデータベースの基本操作を一通り学んでいきます。
①データベース、管理システムについて / ②データベースの種類 / ③主な構成要素 / ④SQLの概要 / ⑤環境構築とDBMSへの接続例 / ⑥SQLによる照会 / ⑦列関数とグループ / ⑧表の結合 / ⑨SQLによるデータ操作 / ⑩トランザクション / ⑪テーブルの作成と制約、削除
前職でデータベースの情報を使用することはあったが、データベース自体を実際に触ったことがなかったので勉強になった。
初めて使用するツールばかりで不安だったが、環境構築から教えてもらえたので自宅でも同じ環境を作成し学習することができた。
いま最も注目されているプログラミング言語と言っても過言ではない言語です。その理由の1つに、記述がシンプルで汎用性が高いという点があります。少ないコードで動作するのでプログラミング初心者でも理解しやすいとの声が多数。
ライブラリを組み合わせることによって、Webアプリケーションの開発やAI、ゲームなどさまざまな分野での利用が可能です。
①変数とデータ型 / ②コレクション / ③条件分岐 / ④繰り返し / ⑤関数 / ⑥オブジェクト / ⑦モジュール
初めてプログラミング言語に触れたが、ゆっくり授業が進んだので簡単なコードを自分で打てるようになった。演習がたくさん用意されていたのが良かった。
以前、独学でPythonを学習して挫折した経験があったが、講師の方が小さな質問にも対応してくれて助かった。
Flask(フラスク)は、Pythonで使える軽量なWebアプリケーションフレームワークです。シンプルで拡張性が高いため、学習の初期段階から扱いやすく、小規模なアプリから実務レベルのアプリケーション開発まで幅広く利用されています。
本講座では、Flaskを用いてMTV(Model・Template・View)モデルに基づいたWebアプリケーションの開発を学びます。Pythonの基礎から一歩進んで、フレームワークを活用した効率的な開発手法を習得します。
①Flaskの基本構造と使い方 / ②開発環境の構築と初期設定 / ③MTVモデルによるアプリケーション設計 / ④ルーティングとビューの作成 / ⑤テンプレートを用いた画面表示 / ⑥データベースとの連携(SQLAlchemy等) / ⑦フォーム入力とバリデーション / ⑧簡易的なWebアプリケーションの完成
LLM(大規模言語モデル:Large Language Model)は、生成AIの中核技術として急速に発展しています。ChatGPTやGeminiといったサービスもLLMに基づいて動作しています。
本講座では、LLMの仕組みを学ぶとともに、Gemini APIを利用したプログラムの作成を通じて、生成AIの活用方法を体験します。AIを作るのではなく、既存サービスを利用することで、実務にも活かせる「AI活用力」を養います。
①LLMとは何か(基本概念・仕組み) / ②LLMの活用事例と今後の可能性 / ③Gemini APIの基本理解 / ④Gemini APIを利用するための準備 / ⑤PythonからのAPI呼び出し / ⑥テキスト生成プログラムの作成 / ⑦LLMを活用した簡単なアプリケーションの構築
AI組込み開発では、Flaskで構築したWebアプリにLLMプログラムを組み込み、実際にアプリケーションとして動作させることを学びます。
単にプログラムを動かすだけでなく、製品レビューを題材にしたアプリ開発を通じて、「設計書に基づく開発」や「外部サービスを組み込む手法」 を体験し、実務を意識したハンズオン演習を行います。
AIを使いこなすエンジニアとしての応用力を実践的に養う科目です。
①Flaskアプリケーションの復習と拡張 / ②LLM入門で作成したプログラムの再利用 / ③Gemini APIをWebアプリに組み込む方法 / ④製品レビューCSVファイルの取り込み処理 / ⑤Gemini APIによるレビュー解析・評価プログラムの実装 / ⑥解析結果をJSON形式で取得し、DBに格納 / ⑦利用者がデータを参照できる画面の作成 / ⑧製品レビュー解析・評価アプリケーションの完成
Gitは複数人のプログラマーで共同作業をする開発の現場をはじめ、個人で利用する際にも作業の効率を大幅に改善できるツールです。実際に案件にアサインされた際にはGitを使用することが多々ありますが、初見での操作は難しく、業務をこなしながら習得するとなると時間も圧迫します。実際にエンジニアとして就職した卒業生からの「訓練校で学習しておきたかった」という声をもとにカリキュラムに組み込みました。
また、Gitを学習することによって、後に行う開発演習の作業が訓練校からも自宅のPCからも自由に行う事ができるようになります。
これまで学習してきたHTML/CSS,データベース,Python,Flask,LLMの知識を活かし、イチからWebアプリケーションを作成します。
実際に開発で目にすることになる設計書等もここで学び、就職後に案件へアサインされた際つまづくのを防ぎます。
①開発の流れ / ②多様される図や書類の読み方 / ③設計書類の作成 / ④Webアプリケーションの自己開発 / ⑤成果物発表
世の中のWebアプリケーションがどのような流れで作成されているのか知ることができた。現場に出てからも役立つ知識だと思う。
授業の中の知識をフル活用して、自分の力を試すことができた。卒業後も自分で成果物をカスタマイズして、いつか世の中に公開したい。